Self Care

神秘のパーツ「頭」から全身の細胞へアプローチする
究極のセルフシャンプーで
最高の入浴タイムを
― voeux的セルフケアのすすめ ―

1.シャンプー前の準備運動!ストレッチをする

全身の血流を上げると、頭皮の汚れが浮き上がりやすくなり、洗浄効果が上がる!


①大ーきく上へ伸びる。
首をぐーっと頭も上へ向け身体を上にのばすことで上半身の血流を良くし、頭皮に血の巡りを。


②肩甲骨を寄せるように肩を回す 肩まわりの血行不良は頭皮を固くする原因にもなる

2.ブラッシング。頭のツボをくまなく刺激!

全身のツボが集まる頭を刺激することで、血行を改善、抜毛予防、ストレス解消、自律神経を整えます。
頭皮の汚れも浮かせ落とします。


①まずは耳の上をブラッシング
耳周辺は、側頭筋がありそこを刺激することで筋肉のない頭頂部の血行促進に繋がります


②首筋下から上へ頭頂部に向かって


③前髪をうしろへ流すように

3.湯船につかる

全身の毛穴を開きましょう。
汚れが落ちやすい状態になり、肌に負担をかけずに汚れを落とすことができます。

湯につかる前にコップ1〜2杯の水分を摂ることをオススメ(絶対)します。そしてシャワーでもかけ湯をします。
それから湯船につかってください。
『つかる』ということが、とっても大切なのです。現代は、シャワーで済ませる人が多いですが、体臭を防ぐ意味でもゆっくり湯船につかって欲しいですね。

  • 10分程度つかるだけで80キロカロリー消費(ジョギング20分に匹敵)でき、そして80%の汚れは落ちています。
  • さらに皮膚機能が充分に働くので体温調節がうまくできます。
    血流が上がり、栄養や酸素が豊富な血液が全身に送られやすくなって、新陳代謝が活発に!!
    体の中にたまっている老廃物を洗い流します。
  • できたら、38℃〜39℃が最高にいいです(ヒートショックプロテイン)
    壊れてしまった細胞を修復したり、いらなくなった細胞を処理するほか体を守ってくれるNK細胞(※)などを活性化する働きもあります。
    ※がん細胞やウイルスに感染した細胞が体内にいないかをパトロール、見つけしだい攻撃してくれる細胞。

半身浴(おへそ上くらい)からの全身浴(肩まで)で徐々に水圧に慣らすこと!!

4.まずは、お湯でしっかり素洗いします

3分〜5分、しっかりと。
すでに浮き上がり落ちやすくなっているので8〜9割の汚れが落ちてしまいます。

お湯で、頭皮と髪をしっかり濡らします。
頭皮をマッサージしながら毛穴の汚れを揉み出しているイメージです。
37℃〜39℃の少しぬるめのお湯で愛情たっぷり、約3分〜5分。それだけでも8〜9割汚れが落ちてしまいます。
※ハード系スタイリング剤がたくさんついてる方、お湯洗いだけではなかなか落ちないので、まずは、髪にだけシャンプー剤をつけてよ〜くすすいで下さい。

5.シャンプー

髪ではなく、頭皮を。
全身デトックスのツボ、百会(頭頂部)を目指して、下から上へ洗います。

できましたら、手の平やアプリケーターに入れ、ぬるめのお湯とシャンプー剤(1:2)で少し混ぜ合わせてからの使用をおすすめします。
※いろんなシャンプー成分がありますので、強すぎるもの、超泡立ちの良いもの(=食器洗剤と一緒です)オススメいたしません

余談ですが

本来皮膚にはバリア機能があります。
最近の化粧品類はナノ化(粒子が小さい)されていて浸透しやすい為血液にまで入る可能性もあります。
特に頭皮は化学物質を吸収しやすいので、商品選びには注意が必要です。
頭皮、体質にぴったりなものをオススメします。(ぜひ、ご相談ください)

頭皮全体に塗布していきます。
耳の上から頭頂部に向かって洗います。両手の指の腹を使って、髪は下に垂れているので下から上に洗うと、汚れも落ちやすく、お顔のリフトアップ効果にも繋がります。

ゴシゴシはNGです。摩擦はダメージにつながります。
ポイントは頭皮をもみほぐしながら汚れを毛穴から浮かせるイメージで。髪を洗うではなく頭皮を洗ってるんです!


頭頂部(百会ー全身デトックスのツボ)を目ざしてジグザグに筋肉をほぐしながら頭皮を柔らかくしていきましょう。

えり足付近は特におざなりになりやすい部分で、雑菌がたまりやすくトラブル肌を招きやすい場所ですので気を抜かないように。
首筋は頭皮の血行の要の部分。耳うしろは臭いの温床。一番デトックス効果が高まりますのでぬかりなく!!!
もみあげ付近は、老廃物が溜まりやすいですので必ずもんであげてください。

余談ですが

ネイルで爪を長くされている方、大変洗いづらいと思いますので、シャンプー時に使えるマッサージ器具やブラッシングブラシなど、道具の使用をオススメします。当店オススメはこちら。
ぜひ、ご相談ください。

7.栄養補給、ダメージ補修

トリートメント材に合った方法で馴染ませ浸透させます。

髪に届く範囲と役割が違うので状態に合わせてお選びください。(ぜひ、ご相談ください)
中間〜毛先につけるのが基本ですが頭皮用のトリートメントは頭皮と髪両方につけて下さい!
放置するのもイイですし、キューティクルマッサージでなじませてあげるととっても浸透しやすくなります。
商材はケチらないこと!
乾燥している時はたっぷりつけてあげることをおすすめします。
そして、流しすぎない程度にとどめておきましょう。

8.体を洗う

「気持ちイイ〜」と感じるところは、疲れているところ。自分の体の声に耳をかたむけてください。
ツボやリンパを優しく刺激して、コリやストレスなどの不調をやわらげます。

ナイロンタオルの使い過ぎは皮膚炎になるので注意!できたら、天然素材のタオルやスポンジが◎

イライラしている女性は肩甲骨がこっていて、腰回りが冷えてます。

後頭部〜髪の生え際〜首筋 → 頭痛、肩こり、イライラ、目の疲れ
頭痛は湯温が高すぎるとよけいにひどくなるので注意。
入浴後はすぐ髪を乾かして。冷やさないように。
耳のうしろ → 全身の疲れ。
耳のまわりは、ストレスに関する大事なツボがたくさん集中している。
手でもんで上げるのもとっても効果的。ひっぱったりで耳のストレッチも!
前胸部(肋骨含む)〜鎖骨 → せき、ストレス
滞ったリンパを流すイメージで中央から外側へぬぐいなでる。
寝不足、慢性的ストレス、せき、甲状腺の不調。
肋骨はストレスがたまりやすいので左右に流すと下腹部も温まります。
おへそ周辺 → 消化不良
腸と直結。刺激すると動きがよくなります。
おへそ周辺 → 消化不良
腸と直結。刺激すると動きがよくなります。
肩甲骨〜背骨 → 凝り
背骨〜仙骨 → イライラ
背中には内臓の神経が集まっているので内臓の不調もあらわれます。骨盤までそうようになでると気持ちイイです。

自分でするのと人にやってもらうのとでは気持ちよさが違います。
「気持ちイイ〜」と感じるところは、そこが疲れていたということになります。
自分で自分を知る、五感を鍛えることになります。
自分の体の声にぜひ、耳をかたむけて下さい。

・関節痛
→ 肘の内側 優しくマッサージ
・脇の下
→ 全身の疲れ 重要なリンパ節 よ〜く流してぬぐいなでて下さい。
・全身の疲れ
→ 脚の付け根(リンパ節) よ〜くぬぐいなでして下さい。
・セルライト
→ 内もも

運動するのが一番ですが、お風呂でこする、さするだけでもずいぶん軽減します。

余談ですが

背中は人に流してもらうのがいちばん。
「お背中流しましょうか」のあの文化をもう一度。なぜならばものすごく血流が良くなるからです。医者いらずですよ。
特に異性のパートナーがイイです。陰陽エネルギーが男女で異なりますのでとても良い刺激になります。

入浴剤やせっけんの選び方
たとえば入浴剤に使われている成分は、お湯に溶け、肌から吸収されます。
温泉では肌にイイ成分が染み込み、肌の状態がよくなりますが、添加物や化学合成物は吸収された体内に蓄積されたあと、どんな変化が体に起こるかわかりません。
だからこそオーガニックやナチュラルコスメを選びたいですね。
おすすめの入浴剤はこちら → SHIGETAバスソルト

9.もう一度、肩まで全身浴 〜 お風呂から出たら、必ず水分補給

休息後、軽いストレッチまでするとベスト!
voeuxがご提案するお風呂のススメ、ぜひ試してみて下さい。

まとめ
  • 体が温まると「心も温まる」
  • 湯船につかると「長生きする」
  • 大切なのは「血流」
  • 全身の毛穴をひらく「最大のデトックス」
  • 体を洗うより先に「頭」を洗え!!
    ※頭には、全身のツボがあるので、最初に刺激することによって、全身の疲れを緩和して凝り固まった筋肉がほぐれ、
    毛穴が開き、お顔や体の汚れが落ちやすくなるということです。
  • 血流をよくするための「ブラッシング」「水分補給」もポイントとなってきます。

子どもたちへのシャンプー教育の大切さ

子どもたちへのシャンプー教育の大切さ

サロンワークを通して、子どもたちと接していて、たまに感じること。
“あまりじょうずに洗えてないのかな?”と。

症状として
・頭皮がベタッとしていたり、なんとなく、臭う。
・乾燥していて、フケっぽく、かゆみがありそう。
・赤味があり炎症を起こしている。


一人でおフロに入れるようになったくらいの子達には、こちらからもアドバイスやポイントなどお伝えしております。
子供達の感じ方は様々ですが、中には、どーやったら治るのか?困っている子もいます。とってもデリケートな問題なのです。
幼い頃は、バスタイムを共に過ごし洗ってあげたり、1人洗いの練習のお手伝いをしたりと、目の届くうちは安心ですよね。

1人でおフロに入れるようになってから、自己流に洗い方が変化することもありますので、ちゃんと見ててあげてくださいネ。
そして、今一度、正しい頭皮の洗い方を私達大人がちゃんと学び、実践しておくべきことなんですね。

まとめ
  • シャンプー剤をつける前によーくぬるま湯で(絶対!!熱すぎないこと)頭皮がすすがれていますか?
  • シャンプーの適量を守られていますか?
  • まんべんなく泡立てられ頭皮全体を洗えてますか?
  • 頭皮にツメを立てたり、ひっかいたりしてないですか?
  • 泡をよ〜くぬるま湯ですすいでますか?(2〜3分)
  • トリートメントは頭皮からベタベタつけてないですか?
  • タオルドライは上手にできていますか?
  • ドライヤーで乾かしていますか?

色々気をつけたけど症状が変わらない、とか悪化した、という場合は、シャンプー剤が合ってない場合がございます。 ぜひ、ご相談下さい。
そして、かかりつけの病院で、ご相談されるとよいですね。 皮膚だけの問題ではなく、体のSOSサインかもしれません。

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